めくるめく長岡ナイトを振り返る

8月末に繰り広げられた、新潟は長岡での、おいしい夜のデキゴトについて。
早く書け書けと、一緒にいったオット&友人からせっつかれているので、満を持して取り上げてみます。その夜は、あまりにもおなか一杯になったため、消化するのにこんなに時間が経ってしまいました。
(だから、長文失礼!)

「大地の芸術祭」に出かけた週末。土曜は半日汗まみれになりながら、きれいな空気をいっぱい吸って、アートを満喫しました。
でも。
どんなに空気がきれいでも、どんなにゲージツがイカシテいても、おなかはいっぱいになりません。ということで、はらぺこ注意報が警報にかわる前に、今夜の宿泊先の長岡に向かいます。

なぜ長岡なのか。
会場の松代から、クルマでとばして1時間強。しかし、向かわなければならない理由があったのです。
  なぜなら...
    そこに、ウマイモノが、あるから。

新人で長岡に配属された友人に会いに、独身時代のオットは、半年に一度は長岡に出かけていました。オトコ3人で夜な夜な長岡の街に繰り出している、というかなり怪しい状況について、「“だいち”って居酒屋がいいんだよなぁ、おまえも今度ぜひ」と 言い訳 説明を受けていました。
真相はともかくも、連れていってもらった私もハマり、今度も出かけたっていうわけ。クセになる店なんですかねぇ。

その居酒屋「だいち」。狭くて、一見ふつーの飲み屋さんなんですが、蔵元でしか飲めない日本酒が、ざっくざくと出てきて、いくら肝臓があっても足りないのです。
そして酒のあてには、こりゃまたうまい品々が。削り節と薬味がどっさりのぷっくりさくさくの特大厚揚げに、自家製のしめ鯖...、うーんけっこう当たり前の品々なのに、味がいいんですねぇ。
日本酒のチェイサー(って存在を初めて知った)には、これまた蔵元から譲ってもらったという日本酒の仕込み水が供されて、これがまた、いいんですねぇ。よく、モルトを割る水には、その仕込み水を使うのが一番美味、なんていいますが、日本酒も同じなんです。

なんて、焼き鯖の煙もうもうの店内で、くいくいと日本酒をあおって、夢心地。
ぷぅ。幸せ。

さてさて、そんなエビス顔で、夢うつつになっていてはいけません。
江戸っ子は、長っ尻はしないもんなんです。
そそくさと、しかし名残惜しげに店を出て、はい、次の店!


次はちゃんぽん「長崎亭」へGo!新潟なのに、長崎!小さいことは気にしない、気にしない。
狭い店内、地元の人たちで満員。しかもそれ以上に、じゃんじゃんクラブから出前の電話がかかってくる、超大流行りのお店でした。
地元のあさりがたっぷりの、そしてワイン(!)と黒胡椒がたっぷり効いた、異次元の劇ウマちゃんぽん。毎日食べたい、今でも思い出すあの味。だって、おなかいっぱいだったのに!まったくそれを忘れていました。


そして、三軒目になります、bar「ベスト」。
ここがまた、すごい。マスターは、日本のバーテン界で有名人。
シングルモルトの飲み方を、かつての私は、ここで習いました。
製造中止になっている蒸留所であっても、好みのモルトを楽しめます。
日本でいま、“シングルモルト”として販売されているもののほとんどが、オリジナルの味とは似ても似つかない味に変えられてしまっているという現実があり、それを憂えるマスター。
だから、“棒モア”とか“愚連フィディック”のオリジナル・カスクの、しかもマスターのおめがねにかなった出来栄えのいい年のものを、飲ませてくれるのです。そう、モルトもワインと同じ。製造年で味が違うのです。

ここでも、アルコールを数杯摂取して、とても、とても気分のいい私たち。
この私たちって、私とオットの二人だけ。一緒に行った、友人カップルキョロ嬢&テーブル氏は、実はまったく飲めないの...。
それなのに、それなのに、ずっとお付き合いいただきまして、ありがとう。
二人はジンジャエールをオーダーして、私たちの頼むおさけを、ぺろっと一なめするだけで、あとはニコニコ一緒にいてくれました。

そんなナイスな友人たちに囲まれて、めくるめく長岡の夜は、こうして更けていくのです...。
[PR]
by nattomaki27 | 2006-09-11 22:03 | 食べもの
<< 英会話・濃縮編 再会×三連発 >>