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おしごとの対価

先日、ボストンにあるバブソン・カレッジのビジネススクール生たちが、日本企業を学ぶツアーの一環で、オフィスにやってきました。
昨年から我がグループから留学している先輩が、「友だちが大勢行くので、面倒みてあげて!」と、連絡を入れてきました。
まったく、リモートでも人づかいの荒い先輩です。

私の所属するグループは、顧客案件や講演依頼やなんかがあると、「誰かやる人いな~い?」とメールが飛んで、「やるやるっ!」って具合に手を挙げた人がチームを組んでいき、やりたい人がやりたいことを好きなだけする、という仕組みになっています。
だから、私のようなヒヨっ子には「ちょっと無理かなぁ」と思っても、とりあえず関心の高い分野で手を挙げて、その案件の中で背伸びをしながら学ぶことができるし、先輩方は、彼らのもつプロフェッショナル領域で思う存分実力を発揮できる、という自律的な仕事のやりかたが機能しています。
これは一見自由なようでいて、宣言してしまった以上は自分の責任でやり抜かなければならない、というせっぱ詰まった状況を勝手に生みだすので、手を挙げちゃったのをチラリと後悔すること、数知れず。

で、こんな面白い企画だしやらない手はないね!と、今回も手を挙げてしまい、そして若干せっぱ詰まりました。
他の先輩がプレゼンするだろうし、数時間の間、にこやかにおもてなししてりゃいいだろ、と高をくくっていたのですが...。
ハイ・・・プレゼンする羽目になりました。

丸暗記したスクリプトを握りしめ、寒い空気でやりたくないので、一応準備した笑い(冷笑?)も取りながら、自分のパートを一応なんとか終了。
アメリカからの来訪者と言っても、インドや欧州、アジアの学生も多く、それに
社会経験を数年積んだオトナな方々ばかりだし、彼らは学ぶ意欲満々なので、そのスマートなどん欲さが心地よい。
あまりにもどん欲すぎて、間のコーヒーブレイクで次々に囲まれ、質問攻めされてしまい、たいそう弱りましたが。

おしごとの対価_e0030737_0143527.jpgでも、背伸びの後には、楽しいできごとが待ってます。
お礼にと彼らが持参したお土産は、コレ→

マツザカファンなの~と、プレゼンにも織り込んでおいた私には、超・嬉しいサプライズ・プレゼント!
私が早速着こんではしゃいでいるのを見て、RedSoxファンだという女性から、2ショットを頼まれてしまいました。
こんな極東にも、奇特な人がいたもんだ、と思われたんでしょうか...。

こんなステキなお土産、日本人のココロがわかってるわね~、さすがデキる人たちは違うわ、と喜んでいたら。
「あ、それ、調達したのは実は私です」と、かのBostonの先輩からメールが...。
サプライズまで、リモート操作されてました。

若干、色が広島なのが気になりますが、これを着れば、今年の所沢の観戦では注目度間違いなし!
ホントは、本場で観戦したいけどね~。
by nattomaki27 | 2007-03-21 22:47 | おしごと
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