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胴上げ、連鎖の法則


延べ85名と、飲み、語らい、笑い、ちょっとだけ泣いた送別会の日々。
ここで、私はすごい法則を発見したのだった。

「胴上げは、連鎖する」。

そう、それは、踏み入れてはいけない、魅惑の世界。


< 第一の胴上げ @神田のまち >
東京の、いや日本の、いや日本人の心の中心地、千代田区。3年前まで所属していた部門が、ここにあります。
毎日自転車を立ち漕ぎして、坂道の多いこの街を徘徊営業していました。
そして、そんな我々の前に立ちふさがる皇居。あそこをショートカットさえできれば、新橋と神田は近いはずなのに。と、涙を飲んだこと数知れず。

そんな自転車仲間たち17名が、集まってくれました。
せっかくだからと「濃い」メンバーばかり(=全員オトコ)を、幹事が勝手にセレクト。(主賓の希望通らず。涙。)
会場に入った瞬間、数時間乗り切れるか頭をよぎったのは的中して、スタートして2分で、シモネタ・オンパレードでした。。。(私の送別会なんですけど。涙。)

そして、よっぱらって店を出たおぢさまたちによる、突然の胴上げ!!
神田の街を、おぢさまたちの雄たけびがこだましたのでした。。。


< 第二の胴上げ @新幹線の構内 >
ここ1年近く、毎週通っていた、にゃごや。
本当にこのプロジェクトが大好きで、このプロジェクトチームのみんな(幹部候補の超優秀なマネージャーたちなんだけど、気持ちいい人たちです)が大好きで、苦しみつつも楽しんでいました。
だから、辞める直前の一週間前まで、いそいそとにゃごやに出かけちゃったりして。
辞めるというのに、職場の片付けは一ミリも終わっていないのを、見ないフリして出かけちゃったりして。

一筋縄、ふた筋縄じゃいかない手ごわい彼らを相手に、半日の汗だくファシリテーションが終わって、「あぁ、こういう立場でファシリテーションするのって、最後だなぁ」と、ジンッとしてしまったり。
そんな感傷に浸る間もなく、「行くぞー!」と連れ出され、みんないっそがしいハズなのに、心のこもった送別会を開いてくださいました。

楽しい会が終了し、名残惜しむように、終新幹線を目指して、駅まで送ってくれる彼ら。
こだまが停車する、とある新幹線の駅の構内。
構内は、こうこうと灯りがともっています。終新幹線と言っても、まだ21時半。行きかう人、切符を買い求める客、改札口には駅員が。

そして、そんななか、胴上げのはじまり~!
カメラマンが「うまく撮れなかったなぁ」とつぶやき、もう一回!
スカートだっていう事実は、すっかり忘れられていました。

クライアントにここまでしてもらって、私は感動で胸がいっぱいになりました。
短かったコンサル人生の、ちょっとした集大成の一日でした。


< 第三の胴上げ @六本木のアノ場所 >
3回目は、最後に所属していた部門のメンバーたちと。
えっと、ここの話は尽きないので、胴上げの部分だけ。

誰かしらが徹夜してたり、オフィスに泊まりこんでいたり、日本全国に出張していたり、土日(しかも深夜)になるとメールが活発にやり取りされたり、という尋常じゃない働きかたをしているのに、満足度はぴかイチな我が部門。
そんな彼らの一夜を借りて、六本木に繰り出しました!
サプライズなプレゼント、色紙が2枚(1枚はダミーで外すハズが、思いのほか凝ってしまってどっちが本物かわからない完成度)、ここでもやっぱりプレゼン、などなど、趣向の凝らした2時間のパーティが終了。

そして、皆が胴上げの場所にと向かった先は...
「アマンド@六本木交差点」!!

そう、あそこです。
日本一恥ずかしい場所で、胴上げをしてもらいました。。。
ありがとうございます。もう、一生の思い出です。(なかば、やけくそ。)
(通りがかった人たちのブログで、「今日のおばかさん」としてアップされていないか、それだけが心配。)


< 第四の胴上げ @母校にて >

最後は、会社の同期入社の送別会。
たまたま私の母校近くのイタリアンで、開催となりました。

あと一月半で出産の妊婦さん(だいじょぶ?)や、四半期の締めで忙しい同期たち、すでに辞めた人も含めて、たくさん集まってくれました。
一応入社して10年経つんだし、みんなけっこう責任あるお仕事してたりするはずなんだけど、それは忘れ去って、いつの間にか10年をさかのぼり、いつもと同じネタ、いつもと同じくだらない話に、時を忘れてしまいます。
プレゼントは、私の欲しかったもの、そのモノで超驚き!
と、思ったら、オット(=同期)にリサーチ済みだったとのことで、そのあたりのみんなの用意周到ぶりと、自分の気づかなさぶりに驚き!

イタリアンの雰囲気をブチ壊しながら楽しんだ我々が、次に向かった先は、歩いてすぐの我が母校。
たまたま卒業生が3人いたりしたのが幸い(災い!?)し、母校での胴上げと相成ったわけでした。
場所は、夜間や大学院やMBAコースやら、が、開催されている都会の大学。
ドラマの舞台にもなったりする素敵なメインストリートの路上、創立者の銅像の下で、宙に舞わせていただきました。

しかし、恩師に会わなくてよかった。。。


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と、そんなこんなで、街で胴上げなんて見たことがなかった私が、たった2週間で4度の胴上げを食らった、そんなお話の数々でした。
一つひとつが、素敵な思い出です。

胴上げって、クセになるかも。。。あなたも、ぜひ。
by nattomaki27 | 2007-07-08 23:49 | 日記
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