カテゴリ:不妊治療( 2 )

不妊治療 〜病院の選びかた〜

さて、不妊治療、次のお題。
topic 2.病院選びについて

これも、治療に向けて、一歩足を踏み出すための壁になっているのは確か。
なぜなら、
「どの病院に行っていいかわからない!」 から。

私もなんとなく、病院に行ってみたほうがいいんじゃないかなぁと感じはじめたころ、ネットでさくっと調べてもコレといった病院が見つからず、ずるずると引き延ばしていた記憶があります。

一番いいのは、知り合いのクチコミ。
不妊治療をしていた友人・知人に、どの病院に行っていたか、行ったけど肩すかしだった病院はどこだったのか、等々を実際に聞ければベスト。
私はたまたま、病院勤務の知人からの紹介で、病院関係者のなかではなかなか評判という、不妊専門の先生を知りました。また、セカンドオピニオンとして選んだ病院は、会社の先輩が体外受精して成功したところにしました。
もし、不妊であるということを公にしていいのであれば、積極的にこちらからも情報提供を投げかけると、情報は集まってきます。

・・・ただ、非常にデリケートな問題なので、周囲に知られたくないのもたしか。
ネット情報も、私が不妊治療を始めた5年前よりは、情報が多いし密度も濃くなりました。
きっかけは何にしろ、病院選びで重要と思われることは、以下の3点+αです。

1. 通いやすいこと
検査の段階では、比較的自分の予定に合わせられる場合もありますが、治療は、身体の周期(生理/排卵)に合わせながら実施されます。
予定していた日から診察日が数日ずれることは、日常茶飯事。
また、治療がステップアップしていくにつれて、例えば、体外受精のロング法という方法をとった場合は、1ヶ月近く毎日通院して注射を打ちに行く必要があったりします。(あくまで個人差がありますが、タイミング法→人工受精の時期も、排卵日までに排卵誘発の注射を、何度か打つことになります。)
ですから、家か会社からすぐにアクセスができて、通いやすいことが、病院選びで最優先と言っていいかも。行くのが面倒で、途中で足が遠のくのはもったいないもの。

2. 不妊治療専門であること
不妊外来がある病院はたくさんあると思いますが、できれば不妊「専門」の病院であることが望ましいです。
産科、婦人科も一緒という病院は、別に治療には問題はないかとは思いますが、精神衛生上よろしくございません。
なぜなら。不妊で通ってるのに、否が応でも妊婦や子供を目にすることになるから。
最初は別になんとも思わなくても、不妊治療が長引くと、いつの日かやってきます。そう、この世の絶望がすべてわが身に降りかかってるんでは、と極端に落ち込む時期が。
能天気&ポジティブ&忘れっぽいの権化と、巷では評判の我が輩でも、キツイことがありました。
そんなときに、この世の幸せを一身に背負っているかのような妊婦を見るのは、ちとつらい。
ま、そういうことです。

3. 診察する先生が、固定であること
これも、望ましいレベルの条件。
デリケートな問題でもあるし、できれば同じ先生がいいです。
私がかかった病院では、基本的に同じ先生が診てくださったので、とても安心ができました。
大きな病院、有名病院で受診すると、けっこう先生が替わるらしいので、要注意。
先生が固定だと混雑するのでは、という懸念もあるかもしれません。
だいじょうぶ。 固定でも変動でも、不妊治療の医院は、劇混み&ひたすら待つのは、どこも一緒と言いますから。。。

*. そのほか確認すること
a. 体外受精まで設備が整っている病院かどうか
b. 男性不妊の専門性があるかどうか
以上二つも、望ましいというレベル。

私が通院していた病院では、男性不妊専門がなかったので、簡単な検査のみでした。男性不妊の治療は、別の医院を紹介していました。
結局不妊治療は、子宮を持っている女性がすることになるのですが、最初の原因特定のための検査には、ぜひ、ダンナさまに男性不妊専門の病院に行ってもらうことをお勧めします。
不妊治療は、夫婦の問題ですから、ね。


ちなみに。
東京の東側限定情報ですが、私が通院していた病院をご紹介します。

臼井医院 不妊治療センター
住所:東京都足立区東和2-12-18
最寄り駅:JR常磐線(千代田線直通) 亀有駅
ここが、病院関係者からの口コミで知った病院です。もともと婦人科もあったそうですが、今では不妊治療専門。
こちらで、体外受精を実施しました。信じて通い続けて、良かったと感じています。
院長先生が、診察から体外受精の手術まで、ほぼすべて対応してくれます。
不妊治療のガイダンスや体外受精説明会も毎週開催していて、それも基本的に院長先生が説明。
休診日や夜間も構わず患者さんの排卵日はやってくるので(=手術日)、とても忙しそうだし、対応もあっさりしているので、ちゃんと質問しないとだめですが、とても頼りになりました。
あっさり患者さんに対応するのも、変に期待させないためなんだと思います。熱心さは伝わってきます。

ちなみに、そんな院長先生は読売ファン。


木場公園クリニック
住所:東京都江東区木場 2-17-13 亀井ビル2F
最寄り駅:地下鉄 東西線 木場駅
セカンドオピニオンで選んだ病院。知人がここで体外受精しました。
男性不妊専門があるので、夫にはこちらに行って検査をしてもらいました。
設備も整っている、大きな病院です。(我が家からはちょっと遠かったので、私は通っていない。)


信頼できる良い病院が、見つかるといいですね。。。
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by nattomaki27 | 2008-05-16 14:17 | 不妊治療

不妊治療 ~導入編~

最近、食べものの話のみでこのブログが構成されつつあるので、そろそろ別の話題を。

不妊治療についてです。

我が家は、最終的に、体外受精で妊娠することと相成りました。
この話をすると、「いやぁ、そろそろ我が家も考えないとなんだよね」 という知人も多く、われわれの世代は知っておいていいんではないかと感じています。
それにしては、不妊治療は敷居が高いのも確かで。
ということで、それまでの道のり、不妊治療の基本から心構えなど、経験者の視点からお伝えしようかと思います。

ちなみに、私の背景や考え方を申し上げますと、
 ・ 共働きで時間がない
 ・ 仕事でストレスたっぷり、時間不規則 (かつて)
 ・ 考えかたはドライ
 ・ 面倒なことはイヤ、回り道はしたくない
という、典型的な現代の職業婦人であります。
そんな輩でも、さまざまな紆余曲折を経て、なんとか治療をし続けられたので、何かのご参考になればと思います。

まず本日は、
topic 1.不妊治療の敷居の低さについて

不妊治療って、いったい何をすると思いますか?
どの病院に行ったらいいのか、最初にどんなことをするのか、どのくらい負担がかかるものなのか、痛いのか、つらいのか、不安は募るばかりだと思います。
情報を集めようにも、その情報はあふれんばかりで、どれを参考にしていいかわからない。
そうしてずるずると考えあぐねている間に、すぐに3ヶ月が過ぎ半年が過ぎ、また一つ歳をとってしまっていきます。

私もそうでしたが、意を決して病院の門をたたいてみると、あっさり治療が進んでいき、「あ、こんなもんなのね」という感じです。
だから、「そろそろかな~」 と、ちょっとでも感じ始めたなら、それが行きどき。

どうしよう、どうなるんだろう、なんて逡巡していたら、それだけで気持ちに負担がかかってしまいます。
これは、次のトピックで詳しく記述しようと思っていますが、治療中一環して、何より重要なのが「ストレスフリーな気の持ちよう」 です。

大丈夫、不妊治療なんてたいしたことないですから。
経験者が言うから確かです。
私は、不妊治療の病院へは、“歯医者に通う” くらいの気楽さで、行っていました。
不妊サイトを流し見していると、聞いたことのない検査や言葉が数々出てきて、それだけでビビりますよね。
だけど、そりゃ見たことない言葉だからそう感じるんだろう、くらいにとらえておきましょう。
診察だって、先生は一日に数十人の患者さんを診ていて、あちらにしたら日常ですし、患者も緊張することはありません。


さて、病院の門をたたいた後、どんなことがあるでしょう。
大きく分けて、3つです。

 1.問診、診察 (初回)
   - どのくらい不妊期間があるのか、既往・月経不調等はないかなど
   - 基礎体温表を見せる
   - 病院によっては、治療方針の説明会などが別途用意されている
 2.検査
   - 不妊原因の特定のための検査。もちろん夫婦ともに実施
   - ひととおり実施するには、2-3ヶ月かかることも
 3.治療
   - まずは、タイミング法
   - そして、人工授精
   - 最終的に、体外受精

ざっと言うと、こんな感じです。
そう、治療に至るまでに、ウォーミングアップで最低2-3ヶ月かかるんですよ。
だから、まずは検査しておいたほうがいい。で、治療をするかどうかは、その後でゆっくり考えればいいんです。
原因不明の場合もありますが、ある程度の確率で原因がわかり、そうすると治療方針が特定されるので、気もラクになります。
雲をつかむような気分だったのが、一歩前進した感じです。

ちなみに、ズボラで寝坊助で寝相の悪い我が輩は、「基礎体温をつける」というのが、大きな壁でして。
起きるまでに相当の運動量があり、それだけで体温が上がっているんじゃないかと不安になるくらいの寝相の悪さを誇る私の枕元に、置いてあったはずの体温計が、まずない。
やっとこさ見つけて口にくわえるも、そのあとの二度寝が気持ちよく、思わず口から外れてエラー音。
何度か繰り返してやっと測れても、それを帳面につけるのがもどかしく寝入ってしまい、何度だったか忘れる。
・・・まぁ、こういうのを繰り返して、穴だらけの基礎体温表をなんとか2ヶ月。
それが限界でした。
それでも、傾向はわかるんですから、なんとかなるというもんです。
(怒っちゃう先生も稀にいるかもしれませんが、私の先生はとても優しかったんで、OK)


ほら、敷居は案外低いでしょ。
まずは病院に出かけてみましょう。
ということで、次は、病院選びです。
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by nattomaki27 | 2008-05-09 16:57 | 不妊治療